GPSを持って旅行へ行こう

 

先週末のコムニへの1泊旅行にソニーのGPS-CS３を持って行った。同じソニーのGPS-CS1はあまり感度が良くなく、すぐに他のものに買い換えてしまったという経緯があるので、あまり過度の期待はしていなかったのだが…GPS-CS3は同じメーカーが作ったものとは思えぬくらい優秀だった

 

15秒間隔の記録なので多少のズレは発生するが、それでも実用上は全く問題ない。車での総移動距離400キロの記録を行った感じでは、これまで使っていたDG-100を凌駕しているかもしれない。DG-100はトンネルなどで衛星をロストすると、ありがた迷惑なことにとんでもない外国の土地をログに記録してしまうことが多々あったが、GPS-CS3にはそれがない。さらにコンクリート製の建物内でも、窓に近い場所ならば衛星をロストすることもない。車載カーナビで定評を得ているソニーとしては、ようやく面目躍如といった感じだ

液晶を取っ払ってもっと小型化しろという声もあるようだが、デジタルカメラユーザーとしては正確な時計表示をしてくれるという点も外せないポイントになる。複数台のデジタルカメラで撮影を行うと、個々のカメラで時間のズレがあると、あとで整理をするときに時系列が乱れて面倒なことになる。撮影当日にGPS-CS3を使って一斉にデジタルカメラの時計を合わせておけば、そうした不都合も解消される

なくて困るものではないが、あればとても重宝する。なによりgoogleマップを利用して撮影場所を特定できると、見知らぬ土地への旅行の思い出を辿るときにとても便利。1日12時間の記録で3ヶ月分のログを本体に記録可能となっているから、かなり長期の旅行でもまず問題ない。ひさびさに「買って良かった」と思えるデジタルグッズだった