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ケータイ機種変更 [パパの絵日記]

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すごいヤツがやって来たぞ! [パパの絵日記]

 20091218_210733

 

今年最後のショッピング・・・届きました。デジタルフォトを趣味にしてからずーっと憧れていたPCモニター、EIZOの『ColorEdge』です。同シリーズの中でも最下グレードのCG222Wですが、最下と言ってもそこらで気軽に買うモニターとは訳が違いますから・・・やっぱり最終的に行き着くところはここだなって感じです。ナナオの工場で1台1台調整されたものですから安心感があります。安い買い物じゃありませんから、ビクビクしながらチェックしてみたのですが、我が家に来た個体は画素欠けや輝度ムラとは無縁の個体でした。

モニターの入れ替えをするに当たって、IPSパネルのFlexScan SX2462も考えたのですが、真っ正面からしか見ないならVAパネルでも問題ないだろうという結論に達しました。FlexScan SX2262Wも最後まで悩んだのですが、22インチにWSXGAを表示させたのでは老眼が掛かってきた目には辛いだろうなと・・・。さすがにCG242Wまではプロでもないのだからやり過ぎだろうってことで、CG222Wに落ち着きました。

実際に使ってみると、ノングレアのVAパネルでもまったく問題ありませんね。むしろいままで使っていた22インチグレアのほうが外光反射のために見づらいような気がします。その三菱のモニターもAdobe RGB対応の綺麗な発色をしていてまだまだ使えますから、最近になって急にデジタルフォトに目覚めた嫁さんのお下がりとなりました。嫁さんはグレアパネル大好きっ子なので願ったり叶ったりというわけです。Adobe RGBを扱えるデジカメを買った嫁さんも、PCがAdobe RGB対応になったことで一段階グレードアップです。

1年前に買ったColorMunki Photoがあったので、今回はモニターだけを買ってみました。ColorEdge用のキャリブレーションソフトでColorMunki Photoを使うと上手くカラーマッチングが取れないという書き込みが某掲示板にありましたが、我が家では問題を感じることはありませんでした。所詮RGB→CMYKの変換がかかるわけですから、100%のマッチングなんて無理な話です。妥協点に達してさえいればオーケーです。

さて、このモニターが来たことで私のフォトライフは2nd STEPへコマを進めます。機材はもう十分というレベルのものを揃えることが出来ましたから、次のステップでは自分の腕を磨いていくことに注力しようと思います。

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みんなにプレゼントを [パパの絵日記]

もうすぐクリスマス

なんだかんだと忙しい師走になっており、ブログ更新も滞るようになってしまっています。

仕事も忙しくなってきたのですが、それ以上に「ネットショッピング」に右往左往していました。一週間悩んだあげくにポチッたものが届くのが楽しみですねぇ。それが届くと我が家の写真生活は一変する予定です。

私の買い物より先に決めてあった妻のクリスマスプレゼントが届きました。パナソニックのGF-1・・・京都から帰ってからずーっと欲しがっていたものです。私がポチッたのはGF-1以上に「え?」って感じのものですが、我ながら買えるなんて思わなかった「垂涎もの」なんです。値段は妻のGF-1よりも安いんですけど、「そんなものに、そんなにお金を掛けるか?」みたいな・・・。でもデジタルフォトライフを確実に向上させるものです。

それは何か・・・近日中に届くはずなので、お披露目はその時に。もしかするとEOS 7Dを手に入れたときよりも嬉しいかも知れません。

アクアのクリスマスプレゼントも買いました。クリスマスイブまでおあずけですが、アクアが大好きなものです。きっとイブの夜は凄いことになりそうです。


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京都へ行こう!~帰路編 [パパの絵日記]

さらば、京都

あっと言う間に京都の5日目を迎えました。北海道からはどこへ行っても移動のために初日と最終日はつぶれてしまいますから、正味3日間の京都散策でした。「あと1日あれば良いなぁ」と、回ることが叶わなかった場所への名残もありますが、とにかく愛犬が待つ北海道へ帰らねばなりません。

京都駅八条口の空港リムジンバス乗り場は、朝ということもあるのか人影もまばらでした。いよいよ古の都を去る時が来ました。

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京都へ行こう!~その12 [パパの絵日記]

大覚寺大沢池

さぁ、いよいよ京都で最後に参るお寺さん、大覚寺です。もともとは嵯峨天皇が営んだ離宮が始まりだそうで、その後に正子内親王によって寺に改められたとか。

平安時代から鎌倉時代と移りゆくと、亀山法王、後宇多法王による院政の場となり「嵯峨御所」と称されたといいます。大覚寺統と持明院統、確か日本史で習いましたねぇ。皇室が歴史の表舞台に立っていた頃に大きな権勢を誇ったお寺さんのようです。

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シルキーが抜けない [パパの絵日記]

冬の足跡

よせばいいのに、またちょっとした出来心からSILKYPIXとLIGHTROOMをインストール。ところが思うところがあってRAWを含めて写真の管理・現像はDPPに集約しようということで、これらを削除しようとしたら・・・「え?アンインストールできない?」。

LIGHTROOMは削除できたのに、SILKYPIXがどうやっても引っこ抜けない。なんどやっても削除じゃなくて上書きインストールされるだけ。前回もそのせいでクリーンインストールを余儀なくされたという苦い思いが頭をよぎる。前回はダメだったけど、今回はもしかしたらと、OSの復元機能を試してみたらこれが功を奏してくれ、無事にSILKYPIXもアンインストール終了。

どうもLIGHTROOMを入れると何かレジがおかしくなる気がするが、検証のためにもう一度そんな状態を引き起こす気なんてさらさら起きない。ちなみに入れたのはLIGHTROOMの2.6RC版。いや、もしかしたら濡れ衣を着せているのかも知れないが、どちらにしても暫くいまの安定飛行を続けてもらうためにDPPだけにしようと思う。DPPでまともに現像や修正が出来ないような画像なら、そもそも失敗写真ということで即ゴミ箱行きに。

キッチリと使いこなせばDPPだけでかないイイ線まで行く。Canonからコンパクトデジカメのアンケートが来たので、性懲りもなく「任意角度補正機能が欲しい!」と書いておいた。そろそろ頼みますよ、Canonさん。


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京都へ行こう!~その11 [パパの絵日記]

念仏寺  念仏寺

歩きに歩いた京都の旅も、もうすぐ終わりを迎えます。それでも私たち夫婦はここに来てもまだ歩き続けます。祇王寺を後にし、化野念仏寺へと向かう長い坂道をのんびりと上っていきます。この辺りに来ると紅葉も見事な色合いになっていました。

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デジタルだからこそ [パパの絵日記]

7Dのために

世に先人の知恵は貴いことは多けれど、何でもかんでも有り難がってお題目のように唱えさえすればよいというわけではない。それはなにか得るものがあってこその知恵なのだから、盲信するのはどうかと思う。

私はなんの予備知識もなく写真を趣味にし、なおかつデジタルから始めた。ところが私が始めた頃にはまだデジタル写真が一般的になる前だったから、写真に関する知識はフイルム時代に書かれた本やネット情報しかなかったに等しい。そのなかで随分と為になったことも多いが、「おや?」と思ったことも多い。

「それってフイルムには通用するだろうけど、デジタルにはどうなんだろう?」と感じることがいくつもあった。ただし世に言われる写真の達人やプロが言うのだから、私の浅薄な考えが間違っているに違いないと思うようにしていた。

いくつものデジタルカメラを買い次いで、ようやく「これなら」と思えるカメラにあったのは良いが、それは実に多機能で使いこなすためには長い時間が掛かりそうだった。そこでEOS 7Dの解説本を数冊買ってマニュアル代わりにすることにした。

「いまさらそんな本を読むようじゃたかが知れる」と言われるかもしれないが、いまさらであっても解決せぬままに放置しておく方が「たかが知れる」と思う。解らないなら教えを請うという姿勢をなくしてしまったら、どんなことにも進歩なんて望めない。

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京都へ行こう!~その10 [パパの絵日記]

 渡月橋

嵐電に揺られて嵐山駅に着くと、徒歩でほどなく渡月橋の袂に出ます。有名な橋だけにまたしても黒山の人だかりかと思いきや、意外にもこの橋を眺めたり写真を撮ったりという人は少ないので驚きました。人の頭を避けながらシャッターを押すという覚悟をしていただけに、ちょっと気が抜けてしまいました。

 

渡月橋

金閣寺と同様、嵐山も初めて訪れる地です。妻は高校生の頃に修学旅行で保津川下りをしたそうですが、嵐山の景色や渡月橋のことなどこれっぽっちも覚えていないとか・・・ホントに京都という街は年を取ってから訪れるに限りますね。

 

人力車

街中でも余り数を見かけなかった人力車が、嵐山界隈では「道を歩けば人力車に当たる」というくらいたくさん見かけました。

この辺りで足の痛みが増してきてはいたのですが、あくまでも「旅は自分の足で歩く」というのがルールと考える私は、スタスタと歩く妻に後れがちに「三歩下がって」ついて行くかのような情けない夫になっていました・・・(ノ_<。)うっうっうっ

 

 

天竜寺

二日目に訪ねた相国寺が京都五山第二位のお寺だとすれば、嵐山の天竜寺がその第一位に位しています。その敷地はかつて嵐電の帷子ノ辻駅にまで及んだといいますから、相当に広大なお寺さんだったということになります。いまやその広大だった面影は感じられず、こぢんまりとした印象です。(ちなみに南禅寺は京都五山の別格扱いとなっています)

 

 竹林

天竜寺から北へと進むと、延々と続く竹林の小径へと出ます。両脇から天に突き出すように伸びて空を塞ぐ竹林は壮観でした。ただ、この細い通りを次々と自動車が通るので、「おいおい、轢かれるんじゃないか?」と不安になるのは玉に瑕状態でした。

この先に大河内伝次郎の別荘を見学できるのですが、妻は「誰、それ?」状態。かつては板東妻三郎や嵐寛寿郎、片岡千恵蔵や市川右太衛門、長谷川一夫と並び称された往年の大スターも彼女にとっては意味を持たぬ故人というだけでした。かくいう私も伝次郎には興味がないので、あえて入場料を払ってまでも見ようと気にはなりませんけど・・・。こうした大俳優たちも、若い人たちに語り継がれることもなく歴史の波に飲み込まれて消えていくのは、なにか侘びしさを感じます。

 

嵯峨野トロッコ列車嵐山駅 焼き山栗

竹林を歩いていると、ときおり「ガタガタッ!」という大きな音が聞こえてきます。嵯峨野トロッコ列車の音です。当初はこの列車にも乗ってみようかという話だったのですが、この日は前日の雨の影響もあってかとても肌寒く、ただ行って戻るためのトロッコ列車では寒さと引き替えにするだけの価値は見いだせずに取りやめにしました。

竹林を抜けるとトロッコ列車の嵐山駅です。山道を歩いたために足の痛さが増したことと、寒さでトイレに行きたくなったのでここで小休止。構内で売られていた焼き山栗を頬張ると、また歩くだけの元気が出てきました。この山栗、よく見かける天津甘栗と違いただ煎っただけの栗なのですが、その味は天津甘栗などよりも遙かに上でした。栗が爆ぜるので、実際には常に蓋をしながら煎っているのですが、「おや、写真を撮るのかい?」と快く蓋を取ってくれたおばちゃんに感謝です。その拍子に「バチッ!」という音とともに栗が一つ弾け飛んでいきました。くわばら、くわばら。

 

 小倉池

さて、ここまで順調に予定をこなし、当初よりも早く日程を消化しています。本来は渡月橋を見たらホテルに戻る予定でしたが、時計の針はまだお昼を指しています。大好物の栗を食べたこともあって、足の痛さを忘れてこのまま歩いて嵯峨野まで行ってみることにしました。(いやぁ、ホントは痛いんですけどね)

 

 落柿舎 井浦人形店

小倉池の紅葉を眺めながらその畔を進むと、野菜畑の向こうに鄙びた家が見えてきます。芭蕉の高弟である向井去来の庵跡であるところの落柿舎です。足の痛みがなければそこまで行ってみるところですが、ここで無理はできません。

落柿舎へと向かう分かれ道の角に「井浦人形店」がありました。なぜこんな辺鄙な場所にあるのか不思議ですが、もう3代続くお店なんだそうです。嵯峨人形と土鈴を生業としているそうですが、とにかくお店の間口が狭い。狭いところにビッシリと可愛らしい土鈴が並んでいるものだから、客が二三人入るともう身動きとれません。たまたま通りすがりに見つけたのですが、店内には美智子妃殿下のお写真が飾られていましたから、かなり有名なお店なんでしょうね。ここで妻がなにやら可愛らしい小物を買い求めていました。

 

祇王寺 祇王寺

そのまま落柿舎の方へは曲がらずに突き進むと、ほどなく二尊院の参道入り口に出ます。足のこともあって二尊院には立ち寄りませんでしたが、門前で解説している人の話を小耳に挟んだところでは、通常お寺は一つの本尊を持つのだが二尊院は名前の通り釈迦如来と阿弥陀如来の二尊を奉じているのだそうです。

 祇王寺

私たちの目的地はさらにその先にある祇王寺。詳しく知りもしないのですが、なぜか「祇王」という名称が気になって訪れる気になりました。ガイドブックを紐解いてみると、祇王とは平清盛が寵愛した白拍子で、「祇王」と妹「祇女」、さらに恋敵だった「仏御前」がともにひっそりと暮らした庵だとあります。なにゆえ恋敵同士が同じ屋根のもとに暮らしたのか・・・。その理由が知りたくて、旅から帰って祇王寺のホームページを訪れてみました。

祇王寺にて

この姉妹の悲しい物語は平家物語に詳しいそうで、清盛の寵愛をほしいままににしていた祇王が、加賀の国から流れてきた旅の白拍子「仏御前」を清盛に取りなしたことからその寵愛を仏御前に奪われてしまう。後ろ盾を失った祇王と祇女の姉妹は清盛のもとを追われるように去っていく。ところが明くる春に「仏御前が塞いでいるので、舞でも舞って慰めよ」と清盛からの使者がやって来る。もともと心根の優しい祇王は恨み辛みを忍んで請われるがままに仏御前のもとを訪れる。そこで祇王は「このまま京の都いてもまた辛い思いをするばかり。いっそのこと都を捨ててしまおう」という歌とともに、祇女と母を連れて剃髪して尼寺へと身を引いてしまった。ある日のこと、鄙びた庵の戸口を叩くものがいる。「誰ぞ」と見やると、そこにいたのはかつて自分を追い落とした仏御前であった。自らのためにうら若き姉妹を仏門へと追いやる結果となってしまった仏御前は、祇王が清盛の館に書き残した歌を詠むにつれ我が身の罪深さを深く悔いるようになる。世の無常を思い知った仏御前は、ある朝館の人目を忍んで抜け出し、自ら剃髪姿となって祇王寺に暮らす祇王を訪ね来たのである。この後、祇王たち親子三人と仏御前は祇王寺で浄土を願う日々を送り、皆が往生したと伝えられる。

 祇王寺

なんとも悲しくも美しい話ですが、そもそも祇王たちが暮らしたのは今の祇王寺ではないらしい。その尼寺は明治初年に廃寺とされたのですが、それを惜しんだ大覚寺門跡が再建を計画。時の京都府知事だった北垣国道が祇王の話を聞き及ぶに至り、嵯峨の別荘を寄贈したのが現在の祇王寺なのだそうです。

祇王寺にて

色々と知るにつれ、ますます祇王寺が気になる寺と思えてきます。そんな予備知識のないままに「なぜか気になる」と感じたのは不思議としかいいようがありません。寺と呼ぶにはあまりに貧相な祇王寺には、こうした物語があったとは・・・悲しい話です。

清盛、祇王、祇女

庵は自由に入ることが許されており(そもそもの入場拝観料は必要です)、中には大日如来と清盛を中心に、向かって左に祇王・母刀自、右に祇女・仏御前が祀られています。

また、どうでも良い話として、虹窓と呼ばれる丸窓は、ネスカフェ香味焙煎のCMに使われたそうですが、私は一度も見た記憶がありません。いまでもyou tubeで見ることができますけど・・・。

 

 和菓子

祇王寺の拝観券には二種類あり、祇王寺単独のものと、大覚寺とセットになったものです。私たちはもちろん「こうなればどこまでも」的な考えになり、足の痛みもよそに当然のように大覚寺セット券を買い求めました。

大覚寺に行くのなら、もうどこまで行っても同じだろうという危険思想まで湧き上がり、「せっかくここまで来たなら、化野念仏寺にも行っとこ」ということになりました。またいつか京都に来られるという保証はありませんから、行けるところはどこでも行っちゃえ的な思考回路になりつつありました。こうなってしまえば、もはや足の痛みなどそっちのけ状態です。それどころか、「這ってでも行ってやる!」みたいな訳の分からないガッツが生まれてきました。

祇王寺から化野念仏寺へと向かう道すがら、小さな和菓子店がありました。私自身はこうした和菓子は好みじゃないのですが(饅頭とか、煎餅とか、かき餅とか、大福とかは好物なんですが・・・本当の砂糖系の甘味はダメなんです)、義理の母へのお土産に良いんじゃないかという話にまとまりました。一つ売りもしてくれるのですが、自分の好みで組み合わせて綺麗な小箱に組むこともできます。妻は九つ入りの小箱を手に、「どれにしようかなぁ」と楽しそうに選んでいました。

こういう買い物の時に妻がよく、「こういうのに付き合うのって辛くない?」と訊いてきます。友人に不思議がられるんだそうです・・・「お宅っていつも二人で買い物に出掛けるのね」と。世の殿方はあまり夫婦でショッピングには出掛けないんでしょうか? 私は全然平気ですし、楽しいとすら感じますけど。ただ、さすがに婦人服は善し悪しが分かりませんから、すこーし退屈です。

 

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義理の母へのお土産をゲットして、目指すは化野念仏寺。さらにそこから山を下って大覚寺です。

延々と続いた「京都へ行こう!」シリーズもいよいよ佳境です。

今回は祇王寺の話で長くなりましたが、もう少しおつきあいのほどを・・・。


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京都へ行こう!~その9 [パパの絵日記]

ホテルからの眺め

さて、いよいよ待ちに待った日がやってきました。今回の旅行はこの日のために来たと言っても良いくらいです。あらかじめ天気予報も確認して「この日」と決めていましたが、実際に朝ホテルのカーテンを開けて見る空模様にホッと安堵の溜息が漏れました。

 

金閣寺道

前夜に今日の行動予定を最終チェックし、まずタクシーで早い時間帯に金閣寺へ。なににせよ金閣寺参りが今回の目玉ですから、人混みに紛れるような時間帯だけは外したかったのですが、参拝開始時間が9時と遅めですからすでに人が多かったですねぇ。

 

 鐘楼

境内に入ると鐘楼の周囲には真っ赤な絨毯を敷き詰めたかのように紅葉が落ちていました。きっと前日の雨風で散ってしまったのでしょうが、余りにも見事な紅さに見とれてしまいそうです。

 

金閣寺

 金閣寺

とうとう目の前に金色に輝く金閣寺が現れました。生まれて初めて見る金色の社はあまりにも感動的です。池のこちら側にはカメラを手にした人の山・・・一山が去った後を狙って好位置を確保して思う存分写真に納めてきました。

 

 庭園  

庭園

 休憩所

「いま市内で紅葉が見事なのは南禅寺と金閣寺だね」と聞いてはいましたが、本当に色が織りなす季節の風情は見事としか思えません。海外からの観光客の姿もたくさん見かけましたが、こうした和の情緒というのはきっと生まれ育った文化の違う彼らには分からないところでしょうね。

この小径を義満が考え事をしながら歩いたのだろうと思うと、時代を超えて感慨深いものが押し寄せてくるようです。この場所で歴史の綾が組まれていったに違いありません。

 

すでに人の波が

さすがに世界に名だたる金閣寺です。10時ともなると観光バスの到着とともにドドーッと人の波が雪崩れ込むように境内に押し寄せてきます。先に嵐山へ行き、そこから金閣寺へ下ってくるというコースも考えたのですが、こちらを先にして良かったと心底から思いました。しつこいようですが、金閣寺を見るために今回あえて秋の京都を選んだわけですから。

 

 参道

金閣寺は比較的敷地が狭く、1時間余りで見終えてしまいました。僅かに1時間ですが、ずーっと訪れたかった場所だけに気分は最高潮に達しました。

 

嵐電北野白梅町駅 嵐電

嵐山に向かって 嵐山に到着

念願だった金閣寺参りを無事に終え、再びタクシーで嵐電の北野白梅町駅へと向かいます。タクシーやバスよりも、渋滞のない嵐電の方が予定に沿った時間で行動できるだろうという目論見です。聞くところによると、休日には満員で乗車できないということもあるのだそうですが、この日の嵐電は修学旅行と思われる数名の学生のグループが目立つ程度で、きっちりと席に座って景色を見る余裕すらありました。

気がつけば足の痛みも昨日よりは軽くなっているようです。油断は禁物ですが、嵐山では相当距離を歩く予定ですから頑張らねば・・・。


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