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北浜駅

北浜駅舎

道東の写真好きが一度は訪れるであろう北浜駅に立ち寄った。

鉄道路線がどんどんなくなっていく中、北海道では車を持たないと生きていけないのが現実。

都市間高規格道路が整備されたことで、JRダイヤから運行数も年々減少している。

そのうち鉄道を知らない子供たちだらけになってしまうに違いない…

 

サケ釣り

海のすぐそばに敷かれた線路の向こう側には、この時期サケ釣りの竿が林立している。

あちこちに停められた車のナンバーを見ると、何時間もかけて遠くからやって来ている人も多い。

 

北浜駅にて

駅舎には木造の見晴らし台が設けられており、オホーツクの海や知床の山々を見ることができる。

この時は私たち夫婦の貸切状態になってしたが、入れ違いに観光バスが立ち去って行った。

子供のころには当たり前にそこにあったものが、 いまや「観光名所」として文化遺産みたいになっていることが多い。

 

1両だけの電車

1日にどれだけ運行されているのか…1両だけの電車がやって来た。どうやら観光客しか乗っていないように見える。

隣町まで車で1時間というのが当たり前の北海道では、時間に自由の利かない公共移動手段はよほどのことがなければ利用する気になれない。

若者のクルマ離れが進んでいるらしいが、こと北海道に関しては車がなければ生活が成り立たない。クルマがなければ日常の買い物もままならないし、通勤通学も難しいという現実がここにはある。

北海道では高校を卒業すると、ほとんどの人間が自動車学校に通い始める。

 

いま見ておかなければ

先日書いた蒸気機関車もそうだが、列車が走る風景は「いま見ておかなければ見られなくなる風景」なのかもしれないと思う。列車を追いかける趣味はないが、「列車が走る風景」は嫌いじゃない。

小学生のころ、ディーゼル機関車で通学していたことがある。住んでいたのは当時も大都会だった札幌…それでも自家用車を持つ家庭など珍しかった時代だ。

いまや自家用車を持たない家庭を探す方が大変だろう。我が家も2台クルマがある…。

 

 

クルマが故障したり、風邪をひいたり、思っていたことがなかなか進まなかったり…今の自分の運気はあまり良くなさそうだ。なにか楽しいことを見つけないととは思うものの、仕事に追われながら流れていく時間は余りにも速すぎる気がするのは、自分が年を取ったからなのだろうか…。


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